これだけは確認して!認可保育園見学の質問リスト厳選20個とチェックポイント
保活の一つとして、保育園見学があります。大切な子どもを預かってもらう場所である保育園を、自分の目で見みることは保育園選びの判断基準にもなりますよね。
その保育園見学を充実したものにするための質問事項をリスト化してみたので、参考にしてみてください。
目次
- 1 保育園見学の質問リスト厳選20個
- 1.1 1.保育方針(何を重視した保育をしているのか?)
- 1.2 2.子供が1日どんなスケジュールで過ごすのか
- 1.3 3.クラスの子供の人数と担任の先生の人数
- 1.4 4.投薬のルール
- 1.5 5.送迎はパパママ以外も可能か
- 1.6 6.連絡帳の有無
- 1.7 7.延長保育の月齢制限やルール
- 1.8 8.土曜保育の利用方法
- 1.9 9.入園までに購入する必要があるもの
- 1.10 10.送迎用のベビーカーは預かってもらえるか
- 1.11 11.おむつは紙か布か。使用済みおむつは持ち帰りか。
- 1.12 12.保育園で着せる服のルール
- 1.13 13.保護者が参加必須の会はいつ何があるか
- 1.14 14.慣らし保育の期間
- 1.15 15.発熱等のお迎え基準、感染症等の登園基準
- 1.16 16.盆や年末年始他の休園期間
- 1.17 17.保育園で行っている防災対策について
- 1.18 18.暴風警報などどのラインからお迎え又は自宅待機なのか
- 1.19 19.毎朝親がすべきこと、週末にすべきこと
- 1.20 20.弁当持参の日はあるのか
- 2 状況に応じて質問したほうがいいこと
- 3 保育園見学時のチェックポイント
- 4 保育園の見学に行く前にこれだけは知っておいて
- 5 まとめ
保育園見学の質問リスト厳選20個
1.保育方針(何を重視した保育をしているのか?)
子どもの保育や成長を見守る姿勢はどこの保育園でも共通することかと思いますが、体を動かすことに力を入れている園、モンテッソーリ教育を取り入れている園、音楽やアートなど芸術に触れる機会が多い園、英語教育を導入している園など、園によって特徴があります。
どんな子どもに育ってほしいか、どんなことを経験させたいかなど、見学前に考えてみるのもいいですね。
2.子供が1日どんなスケジュールで過ごすのか
子どもが1日のうち大半を過ごす保育園では、どのような流れで生活するのか知ることは重要です。
外での活動の時間はあるのか、きちんと休める時間はあるのかなど、子どもが楽しく無理なく過ごせるものか聞いておくと安心ですね。
3.クラスの子供の人数と担任の先生の人数
保育園では年齢により、児童の人数に対する必要な職員配置数が決まっています。
適切な人数の配置でないと、子ども達全員に目が行き届かなくて危険なことも増える可能性があるので、重要なポイントです。
4.投薬のルール
保育園で薬を与えてくれるのか、与えてくれるのであれば、どのような薬なら可能なのか聞いておくことも必要です。
風邪薬でも良いところもあれば、風邪薬はだめだが、食物アレルギーの緊急用の薬なら良い園など規定は園によって違いますので確認を。
5.送迎はパパママ以外も可能か
防犯の観点から、送迎者はネームプレートを付ける園が多くなりました。パパ・ママの送迎の場合が多いかと思いますが、働きだすと急な残業や呼び出しなど、パパ・ママが無理な緊急事態が起こるかもしれません。
そのような場合に備えて、祖父母やベビーシッターの送迎も可能か確認しておくと安心ですね。
6.連絡帳の有無
保育園の連絡帳の記入は意外と時間がかかるものです。低年齢であれば、自宅でのミルクや睡眠時間、食事の内容など事細かに書かないといけない園も。
園によってはアプリの連絡帳を使っているところもあるようです。連絡帳の形態や、記入項目を確認するためにも、実際の連絡帳を見せてもらえるとイメージが湧いて良いですね。
7.延長保育の月齢制限やルール
延長保育は行っているが、ルールは様々で、年齢によって規定があり月齢により延長保育時間が違う場合も。軽食が出るとこともあるようです。
料金体系も違いがありますので、そこもきちんとみておいてください。利用頻度・時間によっては、毎月の保育量にプラスして結構な上乗せになる場合もあります。延長保育は、これから働くママにとっては、仕事にも関わる重要な項目ですね。
8.土曜保育の利用方法
土曜日は保育園職員も手薄になることもあり、1カ月前に次月の保育希望日を調査したりと早めに申告しないと断られる場合もあります。
急な土曜日の仕事が入る可能性があるママは、そのあたりも踏まえ土曜保育の利用方法を相談してみてください。
9.入園までに購入する必要があるもの
入園準備は意外と大変なものです。大抵は園が準備リストを用意してくれています。
その中でも注目すべきなのは、「手作り」が必要なものがどれくらいあるかということ。既製品で販売があるのに、エプロンやかばん、布団カバーを手作りするように指示される園もあります。手作りの物が多いと、これから働くママにとっては結構な負担になります。
10.送迎用のベビーカーは預かってもらえるか
低年齢であれば、送迎時にベビーカーを使うママもいますよね。もし、ベビーカーを園で預かってくれるのであれば、朝、保育園に送ってそのまま通勤できたりと時間の短縮になりますね。
11.おむつは紙か布か。使用済みおむつは持ち帰りか。
おむつを使う年齢であれば、紙か布か園の方針を是非確認してください。紙であっても布であっても使用済みは持ち帰りかも合わせて確認してください。
12.保育園で着せる服のルール
ロンパースなどつなぎはだめ、スカートはだめ、安全上フードやひも付きはだめなどルールがあります。
13.保護者が参加必須の会はいつ何があるか
保護者参加の保育園行事は、保育園での子どもの様子を見られるのは嬉しいですよね。しかしその反面、働いているママにとっては、その頻度が多いとなかなか厳しいですよね。
14.慣らし保育の期間
入園からしばらくは「慣らし保育」といわれる期間をとっている園が多いです。園の生活に徐々に慣れてもらうため、少しずつ園で過ごす時間を増やして、子どもの負担にならないようにする期間です。
その期間は、午前中や昼ご飯後と早めのお迎えになるので、その期間は仕事の調整が必要になります。復帰前に確認しておくと、職場との復帰後の調整もスムーズになります。
15.発熱等のお迎え基準、感染症等の登園基準
何度での発熱でお迎えなのか、発熱以外にも呼び出される症状はあるのか、どのような感染症で登園制限があるのかの確認をしてください。
16.盆や年末年始他の休園期間
あらかじめ保育園が休園になる期間の確認をしておくと、復帰後の働き方を考えたり仕事の調整もつけやすいですよね。
17.保育園で行っている防災対策について
避難経路は確保されているのか、避難訓練は行われているのかも確認してください。もしもの時の備えは大切です。また、その際の子どもの引き渡し方法、連絡方法も聞いて園の防災意識の確認をしましょう。
18.暴風警報などどのラインからお迎え又は自宅待機なのか
最近は暴風や洪水など注意報や警報が頻繁に発令されるようになりました。送迎や保育の安全面から早めの対策をとる園も多く、どのラインからお迎えなのか、自宅待機になるのか、そのあたりの確認も必要です。
19.毎朝親がすべきこと、週末にすべきこと
忙しい朝に保護者が園でどのような準備をすれば良いのか、週末に特別することはあるのかなども確認しましょう。
20.弁当持参の日はあるのか
給食室が稼働しない期間はもちろん、課外授業や食育の一貫で弁当の日を設けている園もあります。その頻度によっては、働くママの負担になることも。
状況に応じて質問したほうがいいこと
1.冷凍母乳に対応してもらえるか
職場復帰に際して、母乳育児を継続するべきか迷っているママもいるのでは?対応してくれるのであれば、これからの母乳育児をどうするかも変わってくる場合も。
2.アレルギー対応しているか
アレルギーがある場合、給食や日々の生活でどこまで対応してくれるのか確認を。事前にかかりつけ医に保育園入園の旨を伝え、アレルギーの度合いを確認しておくことで、見学の際に的確な質問ができるかもしれませんね。
3.哺乳瓶を嫌がる子の対応方法
「大丈夫ですよ、園で慣らしていきます」と言ってくれるところもありますが、入園までに哺乳瓶の練習をしてくださいと言われることも。
4.離乳食の進め方
離乳食をどのような月齢でどう進めていくのか、見本を見せてもらったりマニュアルを見せてもらうと安心ですね。
5.トイレトレーニングの進め方
まずはトイレトレーニングを園でもしてくれるのか聞いてみましょう。次に、開始年齢が早い子にはその時点で対応してくれるのか、または園で決まった年齢で始めるのか、進め方も含め聞いてみましょう。
6.熱性けいれんがある場合のお迎え基準は
熱性けいれんのある子どものお迎え基準は、用心のため、通常の発熱の基準より低めで設定されていることもあります。
7.0歳児の安全対策
0歳児は月齢によって、成長に差がありますので、それぞれの成長に合わせて安全性が保たれた保育が行われているか聞いてみましょう。うつぶせ寝の対応についても聞いてみましょう。
8.面談の有無
子どもの成長、園での様子など相談したいときにきちんと話を聞いてくれる体勢が整っているかも、念のため確認しておくと安心です。
保育園見学時のチェックポイント
1.施設は清潔に保たれているか
ごみや食べかすなどが落ちたままになっていないかチェックしてみましょう。
2.先生の身なりは清潔か
清潔感のある服装か、アクセサリーなど華美な装飾や子どもに危険のある細かいものを付けていないかなどをポイントに見てみましょう。
3.教室の雰囲気
子ども達や先生たちの雰囲気を感じ取ってください。笑顔の溢れる楽しい雰囲気でしょうか。
4.遊び場はどんなところか
園庭の広さ、どんな遊具、玩具があるのか、危険なものはないかみてみましょう。
5.トイレは子供がしやすくなっているか
清潔かつ、小さな子どもでも使いやすいものでしょうか。
6.給食やおやつは手作りか
おやつはどのようなものか。手作りか市販のものか、腹持ちが良いものかなど。
7.先生の子ども達への接し方
ほめたり、しかったり、促したり、様々な場面が見れると良いですね。そして、先生たちがどのような姿勢で子ども達と向き合っているか感じてください。
8.駐車場、駐輪場は安全か?保育園までの距離は?
保育園周辺の交通量なども含め、毎日通う場所だからこそ、安全面でどうなのか、どの場所で特に注意が必要なのか確認してください。
また、駐車場が保育園から遠い場合もあるので、そのあたりもしっかりチェックしてください。
9.保育園の安全対策(脱走防止、不審者侵入防止)
門には守衛さんがいるのか、防犯システムがついているのかなど、セキュリティーはしっかりしているかチェックしてください。
10.室温・湿度は適切か。
季節に合わせて過ごしやすい設定になっているのか、風通しが良いのかなど確かめてください。
保育園の見学に行く前にこれだけは知っておいて
1.見学する保育園の順番は計画的に
見学には時間と体力をとられます。希望順位の高い順に見学に行き、効率的に。
2.空きがない保育園に見学に行って時間を無駄にしない
地域によっては、まだまだ待機児童が多いですし、立地や園の方針によっては特定の園に人気が集中することも。あらかじめ、市役所などで待機児童人数を聞いてみて、あまりに多い場合は避ける方が効率的。
3.見学する時期やおすすめの時間帯
できれば気候の良い時期がおすすめです。のびのびと園で生活する子どもたちの様子が見られます。
また、見学の時間帯については、登園がおおかた済んでからの10時くらいから昼ご飯前くらいがおすすめ。散歩に出かけたり、夏であればプールで遊んだりと活動の様子が見られます。
念のため、事前に園に連絡し、先生たちが比較的対応しやすい時間を聞いておくと、見学に行ったときにきちんと案内してもらえます。
4.写真撮影は事前に許可を
どんな園だったか後で見返すためにもと撮影するママもいるかもしれませんが、可能かどうか事前に確認してください。
5.体調はきちんと整えて
万が一体調が思わしくないときはキャンセルを。園児にうつってしまうことも。
6.飲食物は持ち込み禁止
食物アレルギーの園児もいたり、衛生面の問題から、飲食物の持ち込みは避けましょう。
まとめ
保育園見学で「あっ聞きそびれた」となってしまわないように、事前に聞きたいことを整理して臨んでみてください。
日々の育児で忙しいママにとっては、事前の見学は面倒だと感じることもあるかもしれません。しかし、保育園の特徴やシステムを知ることで、いざ仕事に復帰したときのママの負担も変わってくるので、是非行ってほしいと思います。