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電車やバスでギャン泣きの赤ちゃんを泣き止ませる4つの対処法と、事前に家庭できる対策とは?

 2016/10/24 育児・子育て
この記事は約 7 分で読めます。
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電車やバスで、赤ちゃんが突然泣き出した!このままでは周りに迷惑がかかってしまうけど、赤ちゃんはなかなか泣き止まない!どうしよう…そんな経験があるママは少なくないはずですよね。

公共の場で赤ちゃんが泣いてしまったとき、はたしてどうすれば良いのか?また、事前にどんな準備をしておけば、ママのストレスを減らせるのか?

今回は、そんな「公共の場で赤ちゃんが泣いてしまったときの対策法」についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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人間は赤ちゃんの泣き声を不快に感じるようにできている

まずはじめにお伝えしておきたいのが、「なぜ赤ちゃんの泣き声を不快に感じてしまうのか」ということです。

2013年にフジテレビの「ホンマでっか!?TV」で、脳科学者の澤口俊之氏が語った話によると、アメリカのある調査では、赤ちゃんの泣き声は「不快な音ベスト10」に入っているといいます。

そして、赤ちゃんの泣き声を不快に感じてしまう理由は、「人間は周波数域が2000~5000Hzの音に最も敏感で、特にこの音域内のノイズ(雑音)を不快に感じる」ようにできていて、赤ちゃんの泣き声にもこの周波数のノイズが含まれているのだそうです。

ちなみにこの音域は、女性の悲鳴や、救急車のサイレン、黒板を引っかく音と一緒とのこと。赤ちゃんは泣くことで人に自分の意思を伝えるので、ママやパパの注意を引くために不快な音域を含んだ泣き声を発する、ということですね。

電車やバス、飛行機などの赤ちゃんの泣き声に対するクレームが議論になったりすることがありますが、「そもそも赤ちゃんの声が人間にとって不快に感じるようにできている」ということは、知っておいたほうが良いかもしれませんね。

電車やバスのような公共の場で泣き出すと大変

ここ数年、テレビやニュースなどで育児に奮闘するママにスポットが当たることが増え、子どもの泣き声に対して露骨にイヤな顔をする人は減ってきたように感じます。逆に、暖かく見守る人も増えてきて、ママにとってはうれしいことですよね。

とは言え、電車やバスのような公共の場で子どもが泣き出すと、心の中で「早く泣き止まないかな…」と思ってしまう乗客もいるはずですし、ママが周りの人に気をつかってしまうのに変わりはありません。

では、赤ちゃんが車内で泣いてしまったとき、どうすれば良いのでしょうか?

まずは泣いている理由を考える

  • お腹がすいてしまった
  • おむつが濡れて気持ちがわるい
  • じっとしていられなくなった
  • 眠たくなってしまった(疲れてしまった)
  • 見慣れない風景に不安になってしまった
  • だっこして欲しくなった
赤ちゃんが泣いてしまう主な理由は、このようなものです。これらを解決してあげれば、赤ちゃんも泣き止んでくれるかもしれませんね。

では、具体的な対処法を紹介します。

赤ちゃんが車内で泣いたときの対処法

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おやつや飲み物をあげる

お腹が空いたり、喉が渇いている可能性があるなら、おやつや飲み物をあげましょう。ひょっとすると、大好きなおやつなら機嫌が良くなって泣き止んでくれるかもしれませんよ。

車内での飲食がマナー違反になるのかどうかは賛否両論ありますが、小さなものであれば大目に見られる傾向があるようです。小分けされたお菓子を普段から持ち歩くのがおすすめですね。

おもちゃや絵本をつかう

「おやつ頼みになるのが心配…」というママや、車内でのマナーが気になるママは、子どものお気に入りのおもちゃや絵本であやしてみてはいかがでしょうか。

ベビーカーや抱っこひもにクリップなどで留めておくと、おもちゃを落としたりすることもありませんよ。

だっこしてあげる

ベビーカーに乗せていたのであれば、だっこしてあげることで泣き止むことも多いです。眠たかった子などは、そのまま寝てしまうこともあります。

車内の普段見慣れない風景で不安になって泣き出しても、ママやパパのぬくもりを感じることができれば、安心して気持ちも落ち着き、泣き止むことがあるんですね。

赤ちゃんの相手をしてあげる

さみしかったり、じっとしてられなくなって泣いてしまった赤ちゃんには、ママやパパが遊び相手になってあげましょう。赤ちゃんの見つめて、声がけをしてあげたり、手遊びをしたり、大げさに表情を変えてみたりすると、泣くのをやめて笑ってくれるかもしれません。

ちなみに我が家の場合、パパが笑わせすぎて、子どもの笑いが止まらなくなってしまったこともあります。しかも泣き声よりも大きな声で…(笑)ほどほどにしておきましょうね。

周りの人への配慮を忘れずに

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赤ちゃんは、場所を問わずいつでもどんなときでも泣いてしまうものです。ですが、だからといって「赤ちゃんだし仕方ない!」と開き直って何もしないのは、その場にいる周りの人にとっても心地よいものではありません。

できるかぎり周りの人への配慮を忘れないように、以下の3つを意識しておくと良いかもしれません。

空いている時間を利用する

時間が決まっていない用事であれば、朝の通勤や通学ラッシュ時、夕方の帰宅ラッシュ時を避けて、比較的空いている時間帯に公共交通機関を利用すると良いでしょう。

車内が空いていればベビーカーを畳まなくて済みますし、他の乗客に迷惑になることもありません。事前にスケジュールを決めて、余裕を持っておでかけできるようにしましょう。お昼寝の時間が決まっているのであれば、それも考慮して計画を立てると良いかもしれませんね。

抱っこひもを持参・使用する

どうしても混雑している時間を避けられない場合は、抱っこひもを持参しましょう。ベビーカーを使用している場合は、空いている場合はそのままでもかまいませんが、混雑している時間帯であれば、あらかじめ畳んでおくことをおすすめします。

出先でベビーカーをレンタルできたり、すぐに済む用事であれば、だっこ紐だけで出かけるのも一つの手です。

どうしようもない場合は途中下車して落ち着かせる

どうしても赤ちゃんが泣き止まない場合は、いったん途中下車してしまった方が良いかもしれません。周りの人に気を遣わなくてすみますし、何よりも赤ちゃんだけに意識を向けることができます。おむつが濡れていた場合も、駅のホームに多目的トイレがあれば、そこで替えてあげると良いでしょう。

また、外の空気を吸えば、赤ちゃんだけでなくママ的にも良い気分転換になるかもしれませんよ。

心に余裕を持って、おでかけを楽しい想い出にしよう

電車やバスでおでかけをするとなると、ちょっとした距離でも、本当に大変な思いをしますよね。私も子どもと二人で出かけるたびに本当に苦労しました。周りに気を配ったり、子どもをだっこしながらおむつ替えのスペースを探して寄り道したり…家に帰ってきてからドッと疲れが出て子どもと一緒に昼寝をしてしまったことも少なくありません(笑)

ただ、事前に計画を立てたり準備をしたりすることで、心に余裕を持っておでかけすることができるはずです。泣いたときの対処法も知っておけば、「どうすれば良いのかわからない…」とパニックになることもないでしょうから、ぜひこの記事の内容を役立ててくださいね。

ちなみに、もしも家族でおでかけできるちょっとしたプレイスポットを探しているのであれば、こちらの記事が役にたつかもしれません。穴場ですしゆっくりできるので、おすすめですよ!

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たけさお

たけさお

世田谷区在住。一姫(4歳)二太郎(2歳)の4人家族で、てんやわんやの毎日。なんだかんだ言いつつも夫婦そろって育児ライフをエンジョイしています。

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