簡単で楽しい!子供とできる英語ゲームのおすすめ遊び10選
筆者は幼児向けの英会話講師をしていますが、子供達へのレッスンの中で1度はゲームをするようにしています。ゲームは単語の復習や口慣らしのリピートなどを楽しく繰り返せて、自然に言葉を覚えることが出来ます。普段はあまり発話をしなくてもゲームになると張り切る子もいるため、あまり英語に興味をしめさない子にもおススメ!今回はレッスンでも人気の幼児でも楽しめる英語ゲームをご紹介します。ぜひ試してみてくださいね。
目次
身体を動かすゲーム
子供は身体を動かすのが大好きですよね。ウォーミングアップにも使えるゲームをご紹介します。
1.Simon says~Game
対象:4歳頃~
「Simon says」と言った時だけ、指示に従う欧米では昔から遊ばれているゲームです。
指示はシンプルに「stand up!」「sit down!」「Jump!」「Hop!」などが良いと思います。
まずは「Stand up」「Sit down」などを言いながらジェスチャーをして子供に真似てもらい、「Simon says」と言ったときだけ言われたとおりにするルールを教えます。(おうちだったらここの部分は日本語でOK)
「Simon」のところをパパママの名前や「Mommy,Daddy」にしても良いですね。
ゆっくり言ってみたり、スピードを上げたり、変化をつけると楽しめます。
年齢が低い子はただの真似っこゲームでも十分楽しいです。
2.Touching Game
対象:2歳頃~
「Touch~!」とお部屋のものにタッチするゲームです。ボキャブラリーを学習したあとの復習に適しています。カラーの英語を覚えたら「Touch pink/bule/yellow!」などと言ってその色のものを探し、先にタッチできたほうが勝ち!という流れでやります。色や動物(ぬいぐるみやポスターを使う)など分かりやすいものであれば小さな子でも楽しくできるゲームです。
3.Finding Game
対象:2歳頃~
Touching Gameと似ていますが、あらかじめターゲットのものや絵カードをお部屋のどこかに隠しておいて探してもらうゲームです。「Let’s Find a Rabbit!」などと指示をしてクッションの下やテーブルの上などを探してもらいます。見つけたら必ず「It’s Rabbit!」と発音してもらうようにしましょう。
カードを使ったゲーム
単語を覚えるのに絵カードがあるととても便利です。カードを使うと楽しく言葉の定着や復習できますよ。
4.What’s Missing game
対象:2歳頃~
単語の復習に便利なMissing Gameです。まずは絵カードで単語を確認して、3枚~4枚並べた中から一枚を隠してなくなったカードがどれかを当てるゲームです。小さい子は2~3枚、年齢が上がってきたら4~5枚から2枚を隠すなど、難易度をあげると幅広い年齢の子が楽しめます。
5.Odd One out game
「one」「two」「three」など同じカテゴリーの絵カードに「Lion」などの異なるカードを混ぜリズムよくリピートをしていき、そのカードが出たら「Get down」と頭を伏せたり、ジャンプしたり、などルールを決めます。単純なリピートも変化をつけることで飽きずに楽しくすることができます。
6.Memory Game
対象:3歳頃~
Missing Gameの応用編です。覚えた単語を順番に並べ、Memory timeで順番を覚えてからカードを裏にして、置かれたカードが何だったかを答えるゲームです。覚えさせたい単語をゲーム形式で集中して記憶することが出来るゲームです。小さい子は2枚くらいから、学年が上がってきたら4~5枚と枚数を増やして難易度をあげると大人でも楽しめます。
7.神経衰弱
対象:4歳頃~
英語の絵カードを2セット用意して、裏返しにしたものを2枚ひっくり返して同じカードが出たらカードを取ることが出来る「神経衰弱ゲーム」。ママと2人でやっても楽しいゲームなのでおうち英語にぴったりです。当たっていても間違っていてもひっくり返した絵の単語を言うようにしてください。
道具を使ったゲーム
少し手間にはなりますが、ゲーム用に道具を用意して遊ぶとゲームの幅が広がり楽しめます。家にあるものや100均アイテムで簡単に作れるゲームをご紹介します。
8.釣り
対象:3歳頃~
釣り竿を作って単語の絵カードを釣る「Fishing Game」。釣り竿は割りばしなどに紐をつけて、紐の端っこに小さなマグネットをつけます。単語の絵カードに磁石を付けたものを並べて順番に絵カードを釣り、その単語が言えたらゲットできるゲームです。自分で言える単語を探して釣ることになるので、一生懸命単語を覚えてくれます。
9.ふくわらい
対象:2歳頃~
Face、eyes、noseなどBody partsの単語を覚える時に楽しい「ふくわらい」ゲーム。
ふくわらいセットがあればそれをそのまま使うことが出来ます。分かりやすいゲームなので小さな子でも楽しく取り組めます。必ず顔の部分を英語で確認をしてから進めてください。
10.ビンゴ
対象:4歳頃~
覚えた単語の絵や英語が読めるようになったら単語をマスに書いておき、順番に単語を言っていきその単語があればチェックしていきます。ルールは普通のビンゴと同じように縦横、ななめがそろえば「BINGO」で勝ちになります。自分で単語を言っていくと発話につながります。
英語ゲームで遊ぶときのコツ
英語でゲームというと少し難しいように感じてしまうかもしれませんが、ポイントをおさえておけばとても効果的に英語学習をすることができます。英語ゲームをする際のコツは何なのでしょうか?
ゲームの勝ち負けでなく英語の発話を目的にする
子供はゲームが大好きなのでついゲームの勝ち負けのほうにこだわってしまいがちですが、ゲームは英語を学ぶための手段であることを忘れないようにしましょう。勝ち負けにこだわるタイプの子ははっきりと勝敗がつかないゲームのほうが良いかもしれません。
パパママも一緒に楽しむ
おうち英語だとゲームの相手はパパママと2人か3人になってしまうことが多いので、パパママ自身も楽しむことが大切です。一緒に勉強するつもりで取り組んでみると意外に大人でも苦戦することもあります。
必ず発話するように促す
絵カードやものの名前などゲームの中で必ず発話させるようにしましょう。ゲームに夢中になると発話が止まってしまうこともあるので、いったん止めて単語を言わせるなどの工夫が必要です。
指示は最初は日本語でもOK
おうち英語の場合、最初はゲームのルールや指示などは日本語でもOKです。ゲームに慣れてきたら簡単な英語で指示が出せるとより良いと思います。指示は「What’s missing?」や「Guess!What’s this?」などシンプルに3語文くらいで出すようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか?ゲームは楽しく学ぶことが出来、集中力も高まるので子供の学習に最適です。とくにボキャブラリーを覚えるのにとても役に立ちます。カードなどを使えば簡単に取り入れられるので、おうちで英語を学ぶ際にもぜひゲームを試してみてくださいね。