子育てのイライラを解決する育児本10選
目次
育児でイライラしないママは存在しない
育児で悩むことなく、すべて思い通りにうまくやっている…そんなママなんて、きっと存在しないはずです。一人目の子でも二人目の子でも、子育てには悩みがつきものですからね。
ただ、良くないと思ってはいるのに、子どもに感情的になってキツくあたってしまったり、体力がついてこずにすべてを投げ出したくなってしまったり、自由な時間がとれずにイライラしてしまったり…
そんな、子育てに悩むママが少しでも楽になれば…という思いで、ママの育児のイライラや体力不足を解消するアドバイスになるような、そんな育児本を10冊ほどまとめてみました。
それぞれの本の内容についてもカンタンに紹介していますので、もしも気になるものがあればチェックしてみてくださいね。
子どもはみんな問題児。
子育てが辛い、心が折れそう…そんなママにぜひ一番に手にとっていただきたいのが、本書「子どもはみんな問題児。」です。
スタジオジブリの宮崎駿監督も「この本こそ子育て中の親米ママの味方だと思いました」という推薦文を送っています。
名作絵本である「ぐりとぐら」でもおなじみの山脇百合子氏のイラストとあわせて、愛情たっぷりに「ママへの子育てのアドバイス」が掲載されています。
ちなみにこちらの記事で、本書で紹介されている中川さんのメッセージをいくつか紹介してみました。育児がつらいと思われているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。
心を抱きしめると子育てが変わる
ストレス社会と言われて久しいですが、社会のストレスが全体的に高まっている現状において、どのように自分のストレスと向き合いながら育児をするべきなのか?
そのような視点から、「どのように子育ての危機から抜け出し、幸せな親子の関係を築いていけばよいのか?」ということについて解説されているのが、本書「心を抱きしめると子育てが変わる」です。
母親であれば「自分がガマンすれば良い…」と、自らを犠牲にしがちですが、それでは結果的に家族を巻き込んで辛い思いをさせてしまうことになってしまいます。家族皆が楽になって、楽しく生活ができる…そんな毎日を送りたいのであれば、ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか?
子育てと自分さがしが出会う場所―イライラの根っこに、しあわせへのとびらがある
「良い母親」ではなく「幸せな母親」であるほうが、子どももうれしい。そんなメッセージが込められているのが、前にご紹介した「心を抱きしめると子育てが変わる」の第二弾である本書、「子育てと自分さがしが出会う場所―イライラの根っこに、しあわせへのとびらがある」です。
イライラや疲れで立ちゆかなくなっている状況には、「自分探し」のヒントが隠されているといいます。ママの気持ちも楽になり、子どもの気持ちも楽になる、そんなwin-winの子育てのヒントを見つけることができるはずですよ。
子どもへのまなざし
「育児の喜びは、子どもに期待できる喜び、子どもを幸せにできる喜びの二つある」「そして、子どもの笑顔や喜ぶ姿に、自分自身が喜べる親であってほしいと願う。」著者の佐々木正美さんのそんなメッセージがこめられているのが、「子どもへのまなざし」です。
育児で大切なことは、本当は誰もが知っている、当たり前のことばかり。でも、忙しくてそれすらも見落としてしまっている…そんな忙しい親をハッとさせてくれる…そんな内容です。自分の子どもをあらためて見つめ直す良い機会になることでしょう。
はやねはやおき四回食―幼児の食生活と料理230種
好き嫌いが多かったり、食べ過ぎる子だったり、全然食べない子だったり…子ども食生活については何かと悩みが多いものですし、子どもによってその傾向も様々ですよね。また、ママが理想とする生活のリズムもあると思いますが、そんな余裕を持てないのが実情でかもしれません。そんなときはコチラの本が参考になるかもしれませんよ。
こちらの「はやねはやおき四回食-幼児の食生活と料理230種」には、ただの食事のレシピだけではなく、どうすれば規則正しい生活が送れるのか、どうすればバランスの良い食事を取ることができるのか、いかにイライラせずに生活を送るのか…ということが具体的に書かれています。
効率的に食事の準備をする方法なども、時系列の例とともに書かれていますので、規則正しい生活を習慣づけたいと考えているママであれば、きっと参考になると思います。
「しあわせ脳」に育てよう! 子どもを伸ばす4つのルール
子どもって、ときどき大人では理解できないことに強いこだわりを見せたり、独自のなぞの判断基準を持っていたり、突然今まで喜んでやっていたことを嫌がったりと、つかみどころのないものですよね。
この本「「しあわせ脳」に育てよう! 子どもを伸ばす4つのルール」には、子どもの脳の仕組みについて長年研究してきた著者の黒川伊保子さんの視点で、子どもの脳の仕組みと接し方について書かれています。
例えば、年齢別の脳の働きについて知ることもできるので、魔のイヤイヤ期に突入した2歳児の子どもの行動原理も理解できるようになるはずです。しっかりとしたリサーチに基づいた客観的なデータと共に解説されているので、気になる「抱き癖」や「英才教育」、「習い事をはじめるタイミング」などについても参考になる情報が多いはずですよ。
夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか
悲しいことに、ママのイライラの原因としてよく上位にあがるのが、「夫とのすれちがい」です。育児参加してくれない、家事で疲れているのに労ってくれない、いつも仕事に逃げてばかりいる…そんな声を良く見かけます。
そんな夫婦関係について悩んでいる方におすすめの本が、こちらの本です。この「夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか」では、夫と妻の脳の仕組みを「男性脳」と「女性脳」という二つの視点で理解することができます。
夫婦関係だけではなく、生活する上で直面する男性と女性の壁を取り払うためにも一役買うような内容となっています。
子育てホット・トーク 子ども力×母親力
子どもと大人では、発送も違うし知っていることも違う。ですから、コミュニケーションの疎通がうまくいかないのも当然です。
では、そんな障壁をどうすれば乗り越えることができるのか?本書「子育てホット・トーク 子ども力×母親力」では、主に「子どもの心を理解する」という視点から、2名の識者による対談が掲載されています。
対談の中では、いじめやひきこもりといった子育ての難問に対して、前向きで本質的なアドバイスを見つけることができます。子どもとの接し方に悩んでいる方におすすめできる一冊です。
子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。
「胎内記憶」について研究されている、産科医の池川明先生が書いた本書、「子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。」。
「あなたは子どもに選ばれて母親になった」
「子どもは、親に“愛”という贈り物を受け取ってもらいたいと願っている」
「お母さん、大好き、と言うために生まれてきた子もいる」
自分は母親に向いてないんじゃないだろうか…そんなことを思ってしまったときには、ぜひ本書を読んでみてください。育児が辛いと感じるママにこそ読んでもらいたい内容です。
0〜4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児
イギリス政府が推奨している「語りかけ育児」について書かれているのが、本書「0〜4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児」。
「語りかけ育児」とは、1日に30分、お母さんが子ども主体で遊んびに加わったりお話してあげたりすることで、コミュニケーション能力を育てる育児方法です。
月齢別に、どのようなことを語りかければ良いのかが書かれていますので、ぜひ手にとって実践してみてください。
本をうまく頼って育児のストレスを減らそう
自分の中で整理がつかないことや、どうすれば良いかわからないモヤモヤがあるのであれば、ぜひ今回紹介した書籍を参考にしてみてくださいね。本をうまく活用すれば、育児への考え方も変わるかも知れません。ぜひ旦那さんにも進めてみてくださいね。
こちらの記事も参考にしてみてください。