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液体ミルクが育児の常識を変える!安全?価格は?今こそ知っておくべき液体ミルクのあれこれ

 2016/10/17 育児・子育て
この記事は約 6 分で読めます。
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最近、「液体ミルク」についてのニュースを目にする機会が増えてきました。日本でも液体ミルクが普及すれば、ママの授乳の手間も減り、育児がずっと楽になると言われています。

今回は、今巷を賑わせている「液体ミルク」の特徴や価格、メリットなどについてまとめてみました。購入方法についてもご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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2017年以降、国内での液体ミルク販売が解禁予定

2016年10月16日、日本政府が、これまでは国内での販売が認められていなかった液体ミルクを解禁する方向で検討に入りました。

政府は2017年度以降、業界団体に安全確認の試験実施を求め、必要なデータなどがそろえば、食品衛生法に関する厚生労働省令など関連規定を改正する方針だ。YOMIURI ONLINE

2016年10月現在、日本では液体ミルクの販売が認められておらず、粉ミルクが主流となっています。アメリカやヨーロッパのような欧米では、デパートなどに行けば普通に売られていて、どこでも手に入るのですが、日本では法整備が整っておらず、粉ミルクしか市場に出回っていないという状況です。

液体ミルクとは?

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液体ミルクとは、粉ミルクとは違い、開封してそのまま赤ちゃんに飲ませることができる乳児用のミルクのことです。成分も牛乳よりは母乳に近く、乳児に必要とされる栄養素が加えられています。

前述したように、欧米ではデパートやスーパーで簡単に手に入るほど広く普及しています。ただ、日本では液体ミルクを製造している企業はゼロに等しく、手に入れるためには、ネット通販などで海外から直接個人輸入するしか方法がありません。

液体ミルクのメリット

粉ミルクの場合は、

1,お湯を沸かす
2,ミルクをつくる
3,水で冷ます

という3つのステップが必ず発生するので、作るのに手間がかかってしまいがちです。また、震災などの災害で水が調達できないときはつくることができないという課題もあります。

液体ミルクには、そんな粉ミルクが従来抱えていた課題を一気に解決できるメリットを兼ね備えています。

水が不要でお湯を沸かす必要もない

液体ミルクは、封を切って、そのまま子どもに飲ませることができます。粉ミルクのように、清潔な水やお湯を沸かす設備は必要ありませんし、冷水などで冷ます必要もないので、手軽に授乳ができるのもメリットの一つです。夜に赤ちゃんがお腹をすかせて起きてしまったときも、お湯を沸かしてミルクを入れる必要がなくなるので、ママの睡眠不足も多少は解消できるかもしれませんね。

粉ミルクに比べて衛生的

液体ミルクは、「無菌充填製法」という技術でつくられていて、とても衛生的だと言われています。乳児用のミルクを高温で滅菌した後、短時間で冷却し、密封します。結果としてミルクの味も損なわれず、子どももおいしく飲めるようになっているそうです。

持ち運びがしやすい

上で述べたことにも関連しますが、粉ミルクの場合は無菌状態でつくることはほとんど不可能に近いため、つくった後の持ち運びに注意を払わなければいけません。また、雑菌の増殖などの懸念もあるので、超時間の持ち運びには適していません。

その点、液体ミルクは無菌で密封されていますし、常温保存が可能なので、持ち運びがしやすいというメリットがあります。遠出するときなんかにも、ほ乳瓶や粉ミルクのもとを持ち運ぶ必要がありません。海外であれば、出先で液体ミルクを購入して授乳することもできるので、とても便利なようです。

ほ乳瓶は使い捨てができる

液体ミルクにもたくさんの種類のものがありますが、中には空になったらそのまま捨てることができる、ペットボトル式の液体ミルクもあります。ほ乳瓶も乳首も使い捨てができるので、粉ミルクのように「空になったほ乳瓶と乳首を洗って持ち歩く…」ということがなく、荷物も少なくなります。

誰でもすぐに授乳ができる

例えば、夫や自分の両親に一時的に育児をお願いするときなんかに、液体ミルクがあると授乳がとても簡単になります。ミルクの分量をはかったり、冷水で人肌まで冷ます必要もないので、特別な知識がない人でも育児に関わりやすくなるのが、液体ミルクのメリットの一つかもしれませんね。

日本で液体ミルクが販売されない理由とは?

液体ミルクのメリットは本当にたくさんあるんですが、これを見ると、「こんなに便利なのに、どうして日本では売られていないの?」と思う人もきっといると思います。

その理由については諸説あるのですが、その中でも注目したい説の一つが「国内メーカーにとって液体ミルクの利益率は低い」という説です。

液体ミルクは、製造原価だけで粉ミルクの2倍、流通コストでは3倍になると言われています。逆に粉ミルクは乳業メーカーにとって利益率が非常に高く、企業として「液体ミルクの販売をしない」という選択は当然である、という見方もあるそうです。

さらに、日本での液体ミルクの認知度は低く、加えて日本が少子化傾向にあるため、市場が縮小しつつあるということも、あえてメーカーコストの高い液体ミルクの製造に手を出していない理由の一つかもしれませんね。

液体ミルクの購入方法について

政府は、2017年より国内での液体ミルクの販売を解禁できるように動き始めています。では、今はまだ液体ミルクは購入できないのか?というと、欧米のようにデパートやスーパーでは手に入りませんが、ネット通販で手に入れることが可能です。

ただし、海外では1本あたり180円前後のところ、日本で購入する場合は1本あたり700円〜800円が相場のようです。

5ヶ月〜6ヶ月の長期保存が可能ですので、普段使い用に購入する…というよりは、災害に備えて非常用に購入しておいたり、夜泣きのときに与えるためだけに購入する…という買い方の方が良いかもしれませんね。

こちらから購入できるようですので、よかったらチェックしてみてください。

中には、ミルクを使わずに母乳だけで育児をしたい…というママもいると思います。そんなママにはこちらの記事が役立つかもしれません。

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たけさお

たけさお

世田谷区在住。一姫(4歳)二太郎(2歳)の4人家族で、てんやわんやの毎日。なんだかんだ言いつつも夫婦そろって育児ライフをエンジョイしています。

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