卒園式のママの服装がまとめて分かる7つのポイント
卒園式は子供にとって初めて主体的に参加するフォーマルな式典になります。入園式の時はママにベッタリで泣いていた子がお友達と一緒にしっかりと先生のお話を聞いたり歌を歌ったりする姿はママにとっても子供の成長を感じられ、感慨深いものですね。
親子にとって大事な卒園式では特に初めてのママはどのような格好をすればよいのか悩むところですよね。
園によっても雰囲気が変わってきますが、今回は一般的にはここをおさえておけば間違いない!7つのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
1.スーツやセットアップで参加するママが多い
卒園式にはスーツやセットアップなどの正装で出席するママが多くなります。
フォーマルなワンピースにジャケット、上下セットのスーツなど様々な種類や組み合わせのスーツがあります。ワンピースにジャケットのセットはママスーツの定番ですが、最近は動きやすいパンツスタイルのスーツを着用するママも増えています。
ジャケットも襟付きやノーカラーなど色々な形がありますがどのタイプが良い、というような決まりはないので、自分に好みに合わせて選びましょう。
妊娠中のママはゆったりワンピースにジャケット
妊娠中のママはお腹を締め付けないゆったりとしたワンピースにジャケットがおススメです。
赤ちゃんがいて式の前後や合間に授乳の必要があるママは授乳しやすい前開きの服が便利です。胸を出しにくいワンピースは避けたほうが良いでしょう。
今はマタニティ用や授乳口付きの可愛いセレモニースーツなども販売されています。お腹の大きなママに対応していたり、授乳しやすい形のものが多いので便利です。
2.ダークカラーの落ち着いた色味が基本
卒園式は子供達の門出を祝う厳かな式のため、保護者は黒やグレー、ネイビーなどダークカラーの落ち着いた色味のスーツを着用するのが一般的です。
対して入学式では春らしいホワイト系やベージュ、パステル系のスーツを着るママが多くなります。
同じスーツを入園式でも使える?
もし卒園式と入園式を同じスーツにしようと考えている場合は入園式ではインナーを明るい色にしたりスカートを変えたりすると印象が変わります。
園によって式の雰囲気やママの格好の傾向も変わってきますが、赤やイエロー、ピンクなど明るすぎる色のスーツは避けたほうが良いでしょう。あくまで主役は子供なので、目立ち過ぎはNGです。
礼服を着るときは色味に注意して
また礼服を着ることはマナー違反ではありませんが、お葬式のイメージが強いため、もし着用する場合はあまり真っ黒になりすぎないようにシャツなどで色味を加えると良いでしょう。
3.コサージュなどで明るいワンポイントを
卒園式でのスーツはダークな色味が基本なため、どうしても暗めな印象になってしまいます。そんな時にはコサージュを付けると華やかになります。コサージュはお祝いの気持ちを表現する意味合いもあるので、式典ではつけているママが多いです。
コサージュの色はスーツに合わせて
コサージュはスーツに合わせて好みのものを選んでください。
スーツがダークカラーの場合、オフホワイトや薄いピンク、オレンジ、イエロー、ライトブルーなど明るめの色味が映え、人気があります。
コサージュはシルクやオーガンジー素材で作られた造花のものが扱いやすく一般的ですが、最近はプリザーブドフラワーも人気があります。1回限りになりますが、生花をコサージュにしてもらって付けてもOKです。
黒のコサージュやカジュアル素材は控える
黒のコサージュは喪のイメージが強いので控えたほうが良いでしょう。またデニムや麻などカジュアルすぎる素材も避けたほうがベターです。
コサージュをつける位置については決まりはありませんが、人の視線は右に向けられやすいため左側に付けた方が見栄えがします。
また胸よりも高い鎖骨あたりにつけるとすっきりとした印象になります。スーツに合わせて位置を調整してください。
4.アクセサリーはパールが定番
アクセサリーを付ける場合はパールのネックレスやピアス、イヤリングが定番です。パールは冠婚葬祭で使えるのでひとつ持っていると便利ですよね。
卒園式ではパールは一連で大きすぎないもののほうが落ち着いた上品な印象になり卒園式では相応しいです。パールはどんなスーツにも合わせやすいのもおススメのポイント。
パール以外のアクセサリーもOK
お葬式ではないので、もちろんアクセサリーはパール以外でも大丈夫です。パール以外のアクセサリーを付ける場合は華美過ぎないものを選ぶようにしましょう。
小さめのダイアモンドや、華奢めのゴールドのなどのネックレスも素敵ですね。
卒園式で着るスーツに合うものを選んでください。首元がじゃらじゃらしてしまうようなタイプは避けましょう。
5.バッグは小さめの黒バッグが人気
卒園式に持つバッグは黒い小さめのものが一般的です。素材は革製や合皮素材のきちんとしたバッグが適しています。本革だと高級感もあり上品な印象になるのでおススメです。小さめでも財布やスマホなど必要な貴重品が入る大きさのものを選ぶようにしましょう。
柄のついたものやブランド名が大きくついているものなどがついているものはカジュアルすぎるので卒園式には適していません。ハンドバッグやクラッチバッグなどのタイプもあるので使いやすいものを選んでください。
6.荷物が多いママはサブバッグが便利
小さなバッグだと貴重品などしか入らないことも。卒園式ではカメラやビデオ、スリッパなど意外と持ち物が増えてしまいがちです。
兄弟姉妹を連れて出席する場合はさらに子供の着替えやおむつなども荷物に加わりますよね。そんな時はメインのバッグとは別にサブバッグを用意すると便利です。サブバッグも黒のものを選んでおくとシチュエーションを問わず使えます。
大きさも色々なものがあるので、当日の荷物を確認してゆとりを持ったサイズを選ぶようにしてください。
7.靴は黒のパンプスやフラットシューズ
卒園式で履く靴は当日着るスーツに合わせて黒のパンプスが適しています。
ヒールは歩きやすい4~5㎝くらいが履きやすいかと思います。式典なので8㎝以上のヒールの高すぎる靴やピンヒールなどは避けましょう。
またフォーマルな靴であればフラットシューズでもOKです。特に妊娠中や小さな子供を連れての参加の場合は無理をしてヒールのある靴をはく必要はありません。
卒園式ではつま先の部分があいているものはカジュアルすぎる印象になります。トゥ部分はスーツに合ったものを選びましょう。シャープなものは洗練された印象になります。ラウンドは柔らかいイメージがあるのでワンピースにもよく合います。
まとめ
先生やお友達との別れと子供の門出である卒園式。ママの服装もしっかり準備して当日焦ることがないように臨みたいですよね。
今回ご紹介したのはあくまで一般的な例なので、心配なようであれば先輩ママや先生などに式の雰囲気やママの服装の傾向を聞いておきましょう。
卒園式に着物で参列してみませんか?着物はレンタルで安く借りることができるので、ハードルは高くありませんよ。